「腰痛の原因は筋肉の硬さ」です。
ただ、この核になる考え方を知らずにいる人が意外に多いです。この部分を理解すると、あなたの腰痛の改善策が確立されてきて、長期的に腰痛から開放されるようになります。
「椎間板が・・・」「脚の神経が」「狭窄症で・・・」と見当違いな理由を医者から言われるまま信じている人が多いです。
見当違いなアプローチをしていては治るものも治りません。
ここでは、「腰痛の原因は筋肉の硬さ」であるということを中心に、その解消するための方向性をお伝えしていきます。
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あなたの腰痛の場所はどこでしょうか
- 腰の筋肉(脊柱起立筋)ですか?
- 臀部でしょうか?
- 腰骨と骨盤のキワでしょうか?
これらの部分に痛みがあるような腰痛は、あなた自身でも軽減することは可能です。
このページの内容を実践してみてください。軽減します。
腰痛の痛みのメカニズム
筋肉の中を神経や血管が通っています。
疲労や血行障害による冷えで筋肉が硬くなると、筋肉は縮みます。その中を通っている神経や血管を押しつぶしてしまいます。
肩の凝りも同じで、肩の筋肉が硬くなると同じように神経や血管を押しつぶして押しつぶされた先が虚血(血が通わない)状態になり、それが痛みにつながっているわけです。
例えば、右手首を左手でギューっと締め付けるように握ってみてください。1分もしないくらいで、締め付けた先がジンジンしてきませんか?
コレが虚血状態。そして、血が通わなくなることで痛みが出てくるのではないでしょうか?コレが、肩なら肩こり、腰なら腰痛(鈍痛(どんつう)の場合)ということです。
筋肉はなぜ硬くなるのか?
硬さの原因は血の巡りの悪さです。
●細胞は酸素を栄養としています。
↓
●血液によって酸素は各細胞に送られます。
↓
●血液の流れが悪いところは細胞に栄養が行かなくなります。
↓
●そして、細胞は栄養が行かなくなると冷えて硬くなります。
↓
●硬くなるとさらに血管を押しつぶして血の流れが悪くなる。
悪循環ですね。
歪みも筋肉を硬くします。
ゆがみも筋肉を硬くします。解剖学的に骨や筋肉は左右対称に出来ています。
それが、例えば方の高さが左右のずれていれば、その骨につながっている筋肉は、どこかが引っ張られて、引きつって硬くなってしまうのはイメージできるのではないでしょうか?
わかりやすい例で言うと、
- 肩幅に脚を開いて立ってください。
- 両手を腰に当ててください。
- 左右の腰を押してください。
- 力をぬいているとどちらも筋肉は柔らかいはずです。
- 上半身を左に45度傾けてください。
- 腰の硬さをチェックしてください。
- 右側が硬くなりますね?(あたりまえです)
- では、硬くなったこの右の腰の筋肉をマッサージしてください。
- 緩みますか?
- ゆるみませんね?(当たり前です(笑))
- 傾けた上半身を戻してください。
- 筋肉の硬さは取れますね?
これが、歪みによる筋肉の引き連れの基本的な考え方です。
体全身で診た場合、専門的な知識が無いと対応できません。ですから、セルフでゆがみをとりたい場合は、シンプルなベーシックケア方法で対応して、基本的にはストレッチで対応する。こんな考えが望ましいですね。
ゆがみを取るエクササイズ
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筋肉の硬さを取れば腰痛は改善します。その改善方法をご紹介します。
筋肉の硬さを取るために有効な方法
- 温める(ホットパック、カイロ、入浴、)
- 揉む、(マッサージ、指圧、)
- 引っ張る、(牽引療法、ストレッチなど)
- 電気治療
腰痛の原因を自分で解消するために最も行いやすいのはストレッチ
ストレッチの方法をコチラにご紹介します。
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腰痛の原因は筋肉の硬さ。まとめ
腰痛の原因は筋肉の硬さですから、筋肉を柔らかくすればほとんど気にならないくらい腰痛は解消します。
ですから、長期的にあなたの腰を楽にしていくためには、腰の筋肉が硬くならないための予防、(疲れをためない=疲れると筋肉は硬くなる)柔らかくするケア(あたため、ストレッチ、マッサージ)などで、自分にあった方法を見つけて行くといいですね。
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