腰痛の急性期(ぎっくり腰)にはマッサージしてはいけないこんな理由

腰痛の急性期(ぎっくり腰)にはマッサージしてはいけないこんな理由
massage 腰痛の急性期(ぎっくり腰)にはマッサージしてはいけないこんな理由
腰痛のマッサージが有効かどうかはタイミングによる

「腰痛の急性期(ぎっくり腰)にはマッサージしてはいけないこんな理由」についてお話していきます。

腰が痛いとついつい、自然に手が腰に行ってマッサージしてしまいがち。

そのマッサージが、急性期の場合の腰痛だと悪化させてしまい結果的に長引かせてしまうということについて知らない人は多いです。

この部分を理解していれば、腰痛を悪化させることも無いし、効果的に腰痛を軽減させていくことが自分でも出来る様になります。

参考にしてください。

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腰痛の急性期の状態

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急性期は注意が必要

腰痛が急性期の状態では、患部(痛みのあるところ)に炎症が有ると考えられます。

炎症とは

  1. 疼痛(とうつう)
  2. 腫脹(しゅちょう)
  3. 機能障害(きのうしょうがい)
  4. 熱感(ねつかん)

打撲や捻挫を例にするとわかりやすいかと思います。

打撲や捻挫では、ぶつけたところ、捻ったところに痛み(疼痛)がありますよね?腫れ(腫脹)ますよね?痛くて動かせませんよね?触ると熱いですよね?

これらは炎症状態の目安になります。

 

 

腰痛が急性期だった場合、こんな時に必要な処置

これらがあるときは、患部を落ち着かせる必要があります。ガンガン腫れて痛みが強いときに動かしたりしませんよね?

症状が強い弱いに関係なく炎症が有る場合は、48時間は炎症が引いていないので、その間は、次の処置を基本にしてください。

  1. 安静
  2. 圧迫
  3. 冷却
  4. 挙上

これらの4つは、急性症状への応急処置の基本です。

動かしたり、押したり揉んだりは、これらの応急処置の真逆の行為。48時間たつまでは控えてください。炎症が悪化してしまいます。

痛みや腫れが強い弱いに関係なく、この処置を行ってください。

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腰痛に対してマッサージをすべきタイミング

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腰痛のマッサージが有効かどうかはタイミングによる

腰痛も捻挫も打撲も骨折も初期の炎症症状は一緒です。対処も一緒です。腰の場合は特に大きな力がかかる部分です。安静にしないで普通に活動していてはなかなか痛みが引きません。

怪我をしたら、(腰に強い痛みが出だしたら)ここを受傷日として、48時間は安静にしてください。先ほどの炎症症状の対処を行ってください。

  1. 安静
  2. 圧迫
  3. 冷却
  4. 挙上

そして、痛み、機能障害、熱感(腰の場合は、腫れはわかりにくい)が引いてきて、痛みの種類が鈍痛(ズーント鈍い痛み。炎症期はズキズキと鋭い痛みがある。)になってきたら、このタイミングで(大体3日~7日くらい落ち着く)マッサージをします。炎症期が過ぎてからは、マッサージは効果的です。

  • 温める
  • 動かす(軽度の運動)
  • 伸ばす
  • 揉む(マッサージする)
  • 電気治療をする

これらの処置が効果を出すのもこのタイミングです。初期に行うと悪化させてしまうので注意が必要です。

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まとめ

腰痛の急性期にはマッサージをしてはいけない理由はお分かりになりましたでしょうか?

炎症が有る初期の段階は患部を刺激すると悪化して長引いてしまうからです。急性腰痛(ぎっくり腰)の場合は、炎症が落ち着いてから(3日から1週間くらい)様子を見て、対処法を変えていってください。

炎症が過ぎていれば、マッサージは効果的な対処法として積極的に行っていくとよいでしょう。

 

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