坐骨神経痛とはこんな病気

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我々人間は、健康な時、歩いたり、座ったりといった普段の動作になんの意識も向けず、それが当然であるかのように生活しています。

しかし、「痛み」というのは何故今まで普通に生活できていたのかと思うほどの存在感を示すものです。特に神経の痛みというのは刺激が強く、走ることはおろか、歩くこともままならなかったり、生活に支障が出てきてしまいます。というわけで、悩みを抱えている方が多い代表的な神経痛の一種、坐骨神経痛についてお話していきます。

坐骨神経痛とは、お尻部分から足にかけて伸びている坐骨神経が様々なことが原因で痛みが生じるものです。おしりから太ももにかけて痛みが出る人が多いのですが、腰に近い部分が痛む人の中には腰痛だと勘違いしてしまうことも多いようです。ちなみに坐骨神経痛は病気ではなく、単純に「症状が現れている状態」です。坐骨神経痛を治すには原因を知って、その原因の部分を改善しない限りは痛みは続いてしまいます。

坐骨神経痛の原因

では、坐骨神経痛の原因とはなんなのでしょうか。

実は坐骨神経痛の原因は人によって異なるので、これが坐骨神経痛を引き起こしている100%の原因だと言い切れるものではありません。しかし、主な原因がいくつかありますのでご紹介します。

まずは、なにか重いものを持ち続けたり、坐骨神経付近に負担がかかるような動作をし続けていた場合です。

例えば毎日宅配の仕事で重い荷物を持ちながら階段を何往復もしたり、育児のために赤ちゃんを毎日毎日抱っこしていたり、無理な運動をし続けていると、少しずつ下半身に負担がかかってしまい、坐骨神経痛を引き起こしてしまう原因になります。

似たようなことですが、急激な体重増加や肥満体型も原因の一つです。重さが体にのしかかると、その分負担は増えますので坐骨神経が圧迫されてしまいます。もし他に坐骨神経痛を引き起こす原因である病気などを持っていない場合は以上のようなことが原因と診断されることが多いです。

坐骨神経痛の原因となる病気

坐骨神経痛と関わりのある病気や症状がいくつかあるのでご紹介します。

まず、坐骨神経痛の症状が出ている方で椎間板ヘルニアになっている方はほぼ椎間板ヘルニアが坐骨神経痛の原因だと診断されるくらい主な原因と言えます。椎間板ヘルニアとは、重いものを持った時などに椎間板が脊椎を圧迫してしまう症状のことを言います。この椎間板ヘルニアが坐骨神経も刺激してしまうという仕組みです。

次は腰椎すべり症、分離症です。

椎骨付近の筋肉などが老化のせいで弱くなり、椎骨がずれてしまう症状がすべり症で、椎骨が離れてしてしまうのが分離症です。羽がずれてしまったり分離してしまうという負担のせいで、坐骨神経にも痛みが生じてしまうことがあります。

脊椎管狭窄症も主な原因の一つです。

脊椎管とは腰部分にあるもので、中に神経が通っていますが、脊椎管が狭くなることでこの神経を圧迫してしまう病気です。神経を圧迫してしまうことで、坐骨神経にも影響が出てしまうことがあります。

坐骨神経痛の対策

他にも様々な原因がありますが、ほとんどが腰痛を生じるもの、神経を圧迫するものです。つまり、坐骨神経痛を防ぐには、骨と神経に負担がかからない生活をすることが大事だということになります。

予防策としてはまず、無理な体勢をし続けないことや、激しい運動を避けること、無理はしないことが挙げられます。

例えば、常に姿勢が悪い座り方をしていると骨がゆがんで変に神経を圧迫してしまいますので、背筋を伸ばして座ったり、長時間の座り仕事の時などは休憩を入れて軽く体を動かす方がいいでしょう。

あとは元々骨が細い、弱いといった体質というものがありますので、自覚を持つことも大切です。特に坐骨神経痛の原因となる椎間板ヘルニアは遺伝するものだということがわかっているので、両親が椎間板ヘルニアになっている方はヘルニアを経て坐骨神経痛にもなる可能性が高いことを意識をしておいた方がいいかもしれません。ただ、気を遣いすぎてまったく運動をしないという生活は逆効果です。

水中での対策方法

坐骨神経痛予防に向いている運動は、プールや水泳、ストレッチ、体操などです。これは予防するだけでなく、症状が出てからでも改善する役割があります。

まず水泳ですが、水中では体重が軽くなるため、体全体への負担は少なくて済みます。水泳をする際は、ビート板を使用してゆっくりとバタ足で進む程度にしてください。
しかし、得意だからといって何百メートルも泳ぐと逆に坐骨神経痛の引き金になりかねませんのでご注意ください。水泳が苦手な方はプールの中でウォーキングをすると良いでしょう。ウォーキングは足腰に筋肉がつきやすいため、実は泳ぐことよりも坐骨神経痛の予防に適しています。水の力がありますので、ただゆっくりと歩くだけでも効果があります。

水中が苦手な方は、陸上での散歩も効果的です。こちらもまた、自分の楽なスピードで無理がない距離を歩くことから始めてみてください。地面が固いのでなるべく柔らかい靴を選んだほうが体に負担がかかりません。

ラジオ体操での対策方法

続いてストレッチと体操です。坐骨神経痛になると、ストレッチや体操で改善できることもあるので、もっとも手間がかからない予防、治療の一つです。まず、なぜストレッチや体操が坐骨神経痛に効くかというと、凝り固まった筋肉をほぐす効果があるからです。また、痛みを和らげる効果があるストレッチ、体操をするので痛みも減らすことができます。いくつかやり方がありますので、1つでも覚えて続けてみましょう。

体操といえばラジオ体操が有名です。

幼い頃など、ラジオ体操をやったことがあるという方は多いのではないでしょうか?

ラジオ体操は血行が良くなるだけでなく、体の筋肉を満遍なく使うので鍛えるという意味で坐骨神経痛にとても効果があります。その上年齢関係なく誰にでもできますし、場所も取らないので、とても手軽に始めることができます。ラジオ体操は早朝にテレビで放映されていることもありますのでそれを見ながらやってみるか、覚えているやり方を続けてみることもいいでしょう。

ストレッチでの対策方法

さて、続いてはストレッチについてですが、坐骨神経痛に効果があるのは足腰や背中周りの筋肉をほぐすやり方のストレッチです。

まずは背中周りの筋肉のほぐし方をお教えします。

椅子に座ったままできて、座りっぱなしの仕事中でも合間にできるストレッチで坐骨神経痛に効果があると有名なのは、背伸びと前屈です。背伸びは両手を合わせ、ゆっくりと背中を反ると、背中の筋肉が伸びるという効果があります。前屈は椅子に座ったままなので足は伸ばさなくても構いません。ゆっくりと上半身を倒し、またゆっくりと元の状態に戻します。これは背中だけでなく、腰回りの筋肉を伸ばす効果があります。全身の筋肉をほぐすやり方は立ちあがっての前屈と上体反らしがお勧めです。

続いて足腰周りのストレッチのやり方です。これも椅子に座ったままできるのですが、片足をもう片方の膝の上に乗せます。床の上でやるとあぐらをかく途中のような体勢になりますね。そのまま前屈をすると、腰回りに効果があり、坐骨神経痛を改善することができます。

坐骨神経痛になってしまったら

坐骨神経痛になってしまった場合、病院へ行くことをお勧めします。予防策でもあるストレッチや体操、軽い運動などは治療としても利用されているので坐骨神経痛の痛みを軽減させる効果は期待できますが、自分に合った治療方法を知るためにはやはり医師の診断を聞くことが改善への一番の近道です。

病院は整形外科が望ましいでしょう。

レントゲンをとってもらうと身体がどうなっているかがわかります。椎間板ヘルニアなどが原因の場合はこれで原因がはっきりしますね。病院で貰えるのはシップや痛み止めや筋肉を柔らかくする薬です。

坐骨神経痛の症状が軽度の場合は薬で十分な効果があって完治することもありますが、副作用などもありますので長期間服用することはお勧めできません。

整形外科ではコルセットを勧められることがあります。

コルセットとは歩くことがままならないといった少々重い症状が出ている場合にはとても助かるアイテムで、椎骨をしっかりと固定されることで痛みを軽減させるものです。
痛みよりも痺れが強い場合は腰部脊柱管狭窄症用のコルセットを使用すると症状を軽減することができます。

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整形外科での治療

整形外科に行くと、治療が始まります。

病院での坐骨神経痛の治療は、主にホットパックと極超短波というもの、患部を温めて痛みを取る治療方法です。少しずつ痛みを和らげて行くので継続する必要があります。

即効性を求めている場合や痛みが強い場合などはブロック注射を行います。

ブロック注射は神経根に麻酔を打つというものが一般的で、すぐに痛みをなくすことができます。これで完治する方もいますが、また痛みが出てきてしまうこともあります。坐骨神経痛の症状が重く、生活に支障が出る場合は手術をすることもあります。主な手術は圧迫されている神経根を元に戻してあげるやり方で内視鏡を使用します。
またレーザー治療も行われています。

どちらもメスを使わないので回復が早く、体への負担も少なくて済みます。しかし、手術をして完治したからといって重いものを持ったり運動をしなかったりと坐骨神経痛が出てしまう可能性がある生活を送っていると、再発してしまう危険があります。

色々な施設での治療

病院以外でも坐骨神経痛を治療できる場所があるのでご紹介します。

まずは整体です。整体は痛みをなくすために整体師が体を元の状態に戻すようにしてくれます。何度か通うことで改善することが多いです。

続いて接骨院です。

接骨院はリハビリを目的とした場所なので、検査はせずにいきなり治療から入ります。治療内容は整形外科と同じように機械を利用して熱を送って痛みを和らげるといった治療を行います。

最近ではカイロプラクティックも効果があると人気が出てきています。骨盤のゆがみを元の状態に戻して改善する治療方法です。坐骨神経痛専門のカイロプラクティック院もあります。

鍼灸院も坐骨神経痛を治療することができます。

いわゆる針でツボを刺激して痛みを和らげるというものです。

上記の施設での治療は基本的に軽度の坐骨神経痛の方向けなので、生活に支障がある場合や他の病気が原因で坐骨神経に痛みがある方は整形外科での治療がもっとも適していると言えます。

坐骨神経痛と勘違いしてしまうと怖い痛み

坐骨神経痛と聞くとあまり耳にすることが少ないのでわからない方が多くいますが、実際にはよくある病気で、本人が気づかないまま治っている場合もあります。坐骨神経痛の痛みは腰痛に似ているので、ただの腰痛だと思う方がいるのです。確かに痛む部分が腰周りなので腰痛と勘違いされますが、実際は腰痛とは違う場所なのです。皮膚に近い部分で痛みが出るので、間違ってしまうようです。

どの部分が痛むのか気になりますよね?坐骨ですからおしりと下肢に痛みがあり、痛みがない場合はしびれた感覚があったり、突っ張っているような感覚があったりします。日常に腰痛だと感じているときに腰の部分より下が痛いときが坐骨神経痛なのです。そんな経験ありませんか?今までにあるならそれはいつもの腰痛と違っていたのかもしれません。

また、ただの腰痛や神経痛だと思っていたものが全然違う病気が隠れていることもあるのです。その病気とは閉塞性動脈硬化症と言う病気です。閉塞性動脈硬化症の初期症状がどうしても神経痛に似ているため、腰が痛い、違和感があるなどの症状が出てしまいます。

ただの腰痛が、坐骨神経痛だったと思っていたら、実は全然違う命に関わるような病気になっていたと言うケースもあるので、自分の体の異変を感じたらすぐに病院で診てもらうことをおすすめします。

長い期間何もしないで放っておくと足の細胞が死んでしまうため足が機能しなくなる場合もある怖い病気です。痛みを感じたらよく自分の体を観察するようにしましょう。

坐骨神経痛の痛みを抑えるだけではダメについて

坐骨神経痛は人体の中でもかなり大きい神経であり長いもので腰から脚にかけて約1メートルになるものもあります。この神経がなにかしらの刺激によって痛みをもたらしているのです。よく病院で薬をもらって飲んでいる方がたくさんいますが、病院で処方される薬は痛み止めがほとんどで、その場の神経の痛みだけをとるようになっています。ですから、しばらくするとまた痛みだして、また病院に行かなければならなくなります。

多くの薬は痛み止め、筋肉を軟らかくする薬、血液の流れをよくする薬、外用薬(湿布や塗り薬)が処方されますが、薬は長い間飲み続けるのは体に悪影響を与えてしまう場合があるので、長期間の服用はできるだけ避けなければいけません。

避けなければいけない理由として、副作用で胃が荒れてしまったり、心臓や他の内蔵にまで悪影響が行き坐骨神経痛以外の病気の引き金になったりするかもしれないからなのです。

また、医師は患者の状態に合わせて薬を出しているので勝手な自己判断で薬の量を増やしたり減らしたりは厳禁です。医師の指示通りに服用するようにしてください。

坐骨神経痛を薬で痛みを取ったとしてもまた痛くなるので、できるだけ薬は使わずに治すのがいいのです。薬を使わないようにするには、適度な運動がおすすめです。運動と言っても激しいものではなく、軽くストレッチ程度のもので毎日続けることによって筋肉がやわらかくなり腰周りを柔軟に保つと改善されるようになります。

お尻が痛くなることもある坐骨神経痛

坐骨神経痛の症状としてさまざまなところの痛みや違和感がある場合には病院に行きますよね?そこでお尻が痛くなる場合もあるのです。基本的な症状としては腰が痛い、足に力が入らなくなる、歩くときに違和感がある、太ももや足全体がしびれてくるといった症状が主にあります。

しかし、それ以外にもお尻に痛みが強く出るケースもあります。

ただ、お尻だと筋肉痛などと他の病気と思われることがあります。

お尻に力を入れる運動をしたり長時間座っていたりすると同じような症状が出るので勘違いされることがあるのです。病院でさえ見落としてしまうのが、お尻の痛みなのです。結果として坐骨神経痛だとわかるのですが、わかるまでには湿布や痛み止めで治すようになりますが、ただの筋肉痛でない場合は、もちろん痛みもどんどん増すばかりになります。

痛みがどんどん増してやっと大きな病院でCT、MRI検査で発見されるのが坐骨神経痛です。

お尻以外の痛みからくるならば、発見も早く治療も早くからできるため改善されるのも早いですが、どうしてもお尻だと遅れてしまうのです。

こうやって発見が遅れてしまうと生活に支障が出るなど、いつまでたっても治らないと言うことになりかねないので、少しでも体に違和感があったら、大きな病院で診てもらうことをおすすめします。

最近では、若い男女にも見られる病気ですので、若いからと見落とさないように気をつけましょう。

坐骨神経痛で足が痛くなる

坐骨神経痛の主な症状として足が関係してきます。

何故か最近、足がしびれるような感じがする、特に足の太ももの裏側がしびれる、太ももからっだんだんと足の先の方にしびれが広がっているとなると、ほぼ間違いなく坐骨神経痛の可能性があります。

ただ、神経痛になる原因としてはヘルニアなどになっている方が多く、どうしても同じように痛くなってしまうのです。なぜ足が関係してくるのかと言うと、坐骨神経というのは太く長い神経で、腰をスタートしてお尻から足まで下に伸びています。その神経が圧迫されてしまうと足にも痺れが出てしまいます。足の軽いしびれ、違和感だけなら問題無いですが、強い痺れや強い痛み、筋力低下がおこるような運動神経の圧迫があると歩行ができなくなる可能性もあります。

歩行困難がおこると運動機能が低下してしまうので日常生活にかなり悪影響を与えてしまいます。また、自律神経や知覚神経も近くにあるので圧迫されると何かしらの障害が出てしまうので、坐骨神経痛になってしまうまえの予防が大事ですが、もしもなってしまったら早めの対策と改善をしなくてはいけません。

足のしびれは日常的にあるからすぐ治るだろうと考えていたり、しびれが軽いので放っておいても大丈夫だろう。このように考えている方は要注意です。

いつの間にか他の神経にまで圧迫をかけられると、後々大変になってくるので、少しでも体が変だなと思ったら大きな病院で検査してもらうことをおすすめします。この時に小さな病院だと検査できない可能性があるので、できるだけおおきい病院に行きましょう。

腰痛が悪化することもある坐骨神経痛の間違った治療で

多くの方が勘違いしているのが坐骨神経痛です。なぜ勘違いしているのか気になりませんか?

坐骨神経痛は腰痛からくるのでどうしてもただの腰痛だと勘違いされてしまうのです。ですから、普通に整骨院やマッサージに行って腰痛だからマッサージや整体をして欲しいと言ってマッサージを受けている方が多くいるのです。

ここで神経痛と思わずマッサージをしてしまうと余計に症状が悪化し、治りが悪くなり、他の病気に気がつかない時があるので注意しなければいけません。特に多いのが椎間板ヘルニアを患わっている方が神経痛になります。今までは女性が妊娠したときや生理などによるホルモンバランスが崩れておこる腰痛などに多くなっていましたが、最近では男性にも多くみられるようになってきました。

坐骨神経痛を治す方法はいくつかありますが、炎症があって腰痛がひどい場合は間違ってマッサージなどをしてはいけません。炎症が強くなって傷みも増すからです。ですから、炎症のある段階ではまずは炎症を抑えるために安静にする。数日で落ち着きます。炎症が落ちつしてきたら、腰周りの筋肉が硬くなっているので、その筋肉をほぐすことにより神経痛が緩和されます。薬での治療もありますが、ひどくない場合はできるだけ薬には頼らないようにしましょう。

この坐骨神経つがヘルニアから来るものである場合で、特にひどくて動けなくなったりする場合は病院での手術治療をしなくてはいけません。手術をしなければいけないようになる前に改善して日常生活を送れるようにしましょう。ある程度の軽いストレッチや運動を負担をかけないようにして行きましょう。今では、腰周りを安定させるベルトなんかも出ているので自分に合った方法で改善していくようにしましょう。

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