うつ病はストレスが原因だといわれるが、様々な原因背景が複雑に関係してる

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目次

うつ病になったら・・ その原因探しをしない

「原因探し」を表だってしてはいけません。そこに焦点を当ててしまうと本人自身がさらに自分を追い込んでしまいかねません.

周りも本人も原因探しをしてしまいがちです。「原因を解決できれば何とかなるのではないか?」この様に思いたくなるのですが、うつは普通の気分の落ち込みとは別物です。脳の病気で気分の不調が起こります。ですから、脳内の不調部分を治さないと症状は改善されません。

「落ち込みや、うつになったストレスの原因が解決できれば治る」というものではないことを理解してください。こればかり考えていては負担が増えるばかりです。家族同士で話し合い、現状を認識しあい悩みを共有し合うことでうつ病患者の心を焦りから解放してあげる事が周りの人には必要となります。

周りの人の対応 ー 聞いてあげる 理解する・共感する。ながら聞きしない

家族の理解なくしてうつは治せません。支えが必要であり休ませる環境が必要です。休養が必要なうつの治療です。病気を自覚させることも、本人が頑張らないための意識すべき重要なポイントです。

共感を表す言葉をかけ、話をよく聞いてあげてください。落ち込んでいるから「そうっとしておいてほしいのかな?」と思うこともあるかもしれません。しかし、放っておかれるのもうつ病の人にはかなりきついことなのです。シッカリ話を聞いてもらっているという実感がないと、「自分の存在の意義がないのではないか?」という感覚で自分を追い込んでしまうのもうつの特徴。

周りの方の接し方も非常に難しいです。回復期に入っても焦らない気配りが必要です。気分転換に良かれと思って映画や旅行に連れていくのも禁止。一般の人には気分転換と思われるこれらの行動も、自分のペースではなく周りの一方的なペースになってしまうこともあるからです。新しい環境や場所がストレスになるということも理解しておいてください。

休養が必要

休養が一番の治療。

頑張りすぎることで起きている病気です。ゆっくり休むことが必要です。「今は何をやってもダメだから体をシッカリ休めなさい。」このように心と体が教えていると思ってください。無理をして疲れすぎたこころとからだを強制的に休める期間を取るための病気だという説もあるくらいです。代われることは代わりながら休ませるよう努めてください。十分な休息を得ることでからだの「自分で治す力」を高めることが必要だからです。

 

自殺への注意が必要

何事にも意欲を失い自分を無価値と考え、自分を責める。これらが特徴のうつ。存在を否定したりすることは生命の存在も否定されたと悲観的に考えてしまいます。「自分はいなくなった方がいい」など、自殺をほのめかす様な言葉や身辺を整理しだしたら要注意です。

常に声をかけ、話を聞いて上げる。そしてあなたが必要なこと、価値があることを話してあげてください。症状が重いときだけが危険なわけではありません。症状が重いときは自殺をするエネルギーさえ起きないこともあり、回復期に入り動けるようになってからも危険な場合があります。常に気にかけていてもらえることがうつ病患者の安心につながります。

決断させない

自分に自信がなくなっている時に重大な決断は出来ません。なにか自分で決断をしなければ成らないときであっても「今は病気だから」と決断をさせないように気遣ってあげてください。冷静な判断も出来ない時期であり、決断したことに対して強く責任を感じ、それがプレッシャーにもつながります。完全主義的考えもよく無いことを周りの方は理解してあげていてください。○か×、 全か無か、という考え方だけではなく中間もありだよ。そんなスタンスがうつ病患者の思考には必要です。

周りの人はアドバイスをしてはいけない

「うつの症状はある程度までは誰でも心当たりのある種類のもの」だから、理解できるような気がします。自分の経験を元にアドバイスできるような気がします。それが誤解につながっています。正常心理からの類推は間違いのもとです。」

周りの人は「気持ちが落ち込む」事など誰にでもあると思いがち。うつの場合は、なったものでなければ想像もつかないほど深いもの。家族や周りの方も負担は大きいですが、最悪期をしのげば寛解期が来ます。よく話を聞いてあげ、なんでも背負い込んでしまうことをしなくてもよいということだけが周りの人のできるアドバイスかもしれません。

かけてはいけない言葉、してはいけないこと

  • 「がんばれ」          → がんばれない自分をせめてします
  • 「怠けないで働いたら」     → プレッシャーを感じ追い込まれる
  • 「いつまで寝てるの。早く起きたら」→うつ症状は麻が一番でやすい
  • 元気がなさそうだから放っておく。 →かまってほしい。孤独感が強くなる

理解することは大切ですが、理解できないこともあることを知ることも大切です。

非常に接し方の難しいうつ病。周りの方も「どう対応したらよいのか?」この辺が悩むところです。なぜなら、「うつはこような原因で起こり、このような治療を行いこのような過程で治っていきます。だから、家族はうつ病患者にはこのように接してください。」とはっきりと具体的に医師より説明を受けている人はいないからです。短時間の診察では、十分なコミュニケーションを取ることも難しいからかもしれません。医師のスタンスによっても治療に対する考え方が違うので、一概に指標となるものはないからかもしれません。

うつに有効な治療

  • 休養
  • 抗うつ薬
  • カウンセリング

これらが一般的にうつに行われている有効な治療です。「無理をし過ぎて疲労してしまった体を自分が守ろうとしている反応」この様にも表現されるうつ。体が限界を教えてくれているものだと思い、集中して休みを取るようにして下さい。

うつなら薬で治る

  • 「薬で治らないのはうつではないから。」
  • 「うつに似た症状はあるがうつではない。」
  • 「うつは脳の病気だからシッカリ薬を飲めば治る」
    精神科医の林公一氏はこう断言する(※「擬態うつ」より)

林氏はこの本の中で、「うつならば脳の病気だから治る。しかし、実はうつでない「自称うつ」も、うつという診断を受け、うつの治療を行っている現実がある。これらの患者はうつの治療うつの薬では治らない。ただ、うつなのか、うつで無い「自称うつ」かは、鑑別にある程度の時間と経験が必要だ」このようにも言っています。問題は、うつでないのに効かない薬を長期間飲むことは、患者自身の体に重い負担を強いる事になる事です。副作用も重くなってしまいます。

うつは見過ごすと大変ですが、気付きさえすれば治すことが出来る脳の病気です。抗うつ薬の服用後も数週間で変化がなければ担当医とよく相談してください。

 うつの薬による副作用

抗うつ薬の副作用で代表的なものは、眠気、立ちくらみ、口の渇き、便秘などの症状です。これらの症状は重く、症状が長期化するとさらに重くなります。眠れないことでうつの症状が強く出て、薬を飲んでも眠れなくなっている人も少なくありません。薬は体を冷やす作用があるために、短期間で効果が出た場合を除き眠気はあるが眠れないという副作用が増していく恐れがあります。一緒に処方される睡眠薬も依存性があるため、長期的に服用しない心がけが必要です。自己判断で急に辞めてしまうことも逆に不眠をひどくさせてしまうことにつながります。

あなたにあった薬ならば数週間でうつの症状に変化が現れ始めるはずです。症状が長期化しないように医師と常にコミュニケーションをとりながら服用するようにしてください。

うつ病患者が増える背景

仕事、近所づきあい、学校、家族関係など現在の社会状況を考えるとストレスは増すばかりであり、うつの情報が正しく伝わらないことなども含め、うつ患者が増える要素は多くなっています。実際にうつ病を発症する人が増えてきていますが、その他にも注目するべきことがあります。うつと診断される人の中には、自称うつ(うつと同じようにつらい症状はあるが脳の病気ではないという意味)も混じっているということです。

うつでなくても、似た症状がある場合は最悪の事態をまず避けておく必要があるため、医師はうつ病の診断をします。

「もしうつだったら・・・」というリスクを避ける事も医師の大事な役目だからです。うつ病になる要素は増えていて、確かにうつ病も増えています。うつ病と同じような症状をもつ別の病気も含まれ、実際のうつ病患者として計上されている数字の中には含まれています。こういった人たちは、薬では治りません。だから、うつ様の症状が出るほどのストレスを抱えているなら、そのストレスを解決することが必要となってきます。

 

最も気をつけるべきことはやはり

毎年3万人が自ら命を絶っています。そのうち8~9割がうつ病か自殺の直前にはうつの症状を感じているということです。

症状の重さに関係なく回復期であっても油断できません。症状が重すぎる時は自殺するエネルギーさえ起きないが、軽くなって動けるようになったために自殺に走ってしまうというのも皮肉なものですが現実です。常に気を配ることが大切です。治療を開始する前に自殺する人も少なくありません。

 

うつの実態が解明されていない背景

冒頭でも述べましたが、セロトニンらしい、薬が効くらしいと表現しました。

うつ病自体の情報が少なく、さらにメカニズムが解明されていない背景には自殺の問題があります。ガンや様々な病気で病変を知るために解剖を行い研究が進むわけですが、うつ病患者の場合、極端に脳科学的な研究例が少ないのです。というのは、その他の病気と違い亡くなる方は自殺が多いためです。

長い期間、病気との闘いで疲れ果てた家族が、さらに自殺で家族を失うという悲しみのどん底に居る。「いったいどうして?」「私たちの接し方が悪かったのでは?」困惑しているその家族を訪れ、解剖をさせてくれとはとても言えません。

アメリカではブレインバンクというものが存在し、うつ病患者の脳の研究が進んでいます。その研究はあっても、アメリカ人とは違う日本人の気質、ストレスの環境を考えると一概にそのまま同じ治療を行って、同じ成果を得るということは困難であると考えられます。こういった背景があり、日本で日本人にあったうつの研究が進まないのが現状です。

うつの研究が進まないため、正しい情報が伝わらず、これといった対処法もまだ一般には知れ渡っていません。だから、以前よりは理解されてきたとはいえ、まだまだ、うつ病患者には働くための環境が整わないのです。

「うつなら薬で治る」にも疑問符が?

先ほど「うつは脳の病気だから、うつなら薬で治る」という意見を紹介しました。

しかし、この考えを否定するようなこんな実験があります。

2164ペアの一卵性双生児を対象にしたテストです。

うつを発症した一卵性双生児を観察します。一方がうつになった場合でも、同じストレス下で生活・仕事をしているもう一方は、どうなったと思いますか?

うつを発症しませんでした。

DNAも同じ、そして、同じ環境・同じ条件ならば同じようにうつ病の症状を発症してもよいはずだと思いませんか?しかし、一方は発症しても、もう一方は発症していない。必ずしもストレスからうつになるとは言えないということです。ストレスによってうつが発症するという今までの定説にも疑問が残るということになります。また、セロトニンの分泌量が減少すると発症するといわれているうつですが、セロトニンに関する次のような実験が行われています。その実験でも、こんな結果が出ています。

有力な原因といわれるセロトニンに関してもこんな実験結果が出ています。セロトニンの有効性を確認するためのマウスを使った実験です。マウスに抗うつ薬を注射することで1時間ほどでセロトニンの分泌量が増加しています。これほど短時間でもセロトニンの分泌量は増加するということが分かりました。抗うつ薬を服用した患者は、通常1~2週間ほどで症状に変化が見られます。その間の症状を抑えるのに安定剤なども一緒に服用することになるわけですが、この効果が表れるまでの期間に矛盾が生じています。

そして、服用した方の中には効果の現れない方もいます。もし、セロトニンの減少が原因でうつを発症するならば、抗うつ薬を摂取直後にうつの症状に変化が見られるはずであり、抗うつ薬は即効性のあるものであってもおかしくありません。そして、ほとんどの方は同じように効果が出ても良いはずです。

しかし、実際に効果が出始めるには2週間程度のタイムラグがあります。そして、効果にも違いがあります。これは、一概にセロトニンの減少だけが原因ではないのではないか?そのようにいえる例ではないでしょうか。

 

仮説にもとづいて治療が行われている。

つまり、メカニズムが解明されているというわけではなく、抗うつ薬も仮説に基づいて処方されているにすぎません。原因が分からないままとりあえずの治療を行っているのが現在のうつの治療の現状なのです。ですから、医師が書いた本というだけで内容を妄信してしまうと、今行っている治療以外にも効果が高いかもしれない「あなたにあった治療法」を見落とすことにもなりかねません。症状や改善の過程も様々。これが絶対という方法は今はまだありません。

その人その人によって良くなる方法は違います。あらゆる情報、あらゆる手段を使って下さい。そして、自分の方法を見つけてください。誰に対しても決定的な治療法は確立されているわけではなく医師の経験や直感に頼るところがいまだ多いのです。沢山の治療法があります。医師の治療は受けながらも様々な手段を行いながら自分に合った方法を見つけていく必要があるということです。

 

「心の風邪」といわれるうつだが

うつは「心の風邪」という言葉が使われるようになり、うつのイメージがだいぶ変わりました。うつは以前は「怠け病」というようなイメージを持たれていました。しかし、完全な解明は出来ていませんが、病気によるものだということが世間にいくらかでも知れ渡ってきたため、うつ=ダメ人間という「誤った」認識はなくなってきました。

「心の風邪」という言葉は、社会でのうつ病のイメージが軽くなることには貢献しています。しかし、うつ病は実際にはそんなに軽い病気ではありません。イメージだけが独り歩きして、うつ病患者の本当のつらさ・症状の深さ・危険性・周りの接し方など、うつに関する大切な情報は未だ、多くの人に理解をされるには至っていません。社会でのこの部分の理解が浅いために、うつ病患者は仕事や学校、家庭でも苦しい思いをしながら、生活しています。うつ病に本当に必要なものを得られないまま長引いてしまう人も少なくありません。

 

まだまだ休めない環境

心の風邪という表現が使われ、イメージは変わりつつありますが、「うつを隠さないと会社に行けない」「精神科に通っていることを会社に知られたくない」この言葉のように、会社や周りからの理解が得られないために休みたくてもい休めない。自分を追い詰めてしまう。まだまだ、日本ではこのような状態です。

  • アメリカ  うつ=一つの症状として対処
  • 日本    うつ=うつになったこと自体を責め、隠す
    病巣が目に見えない心の症状なので、
    「怠けていると思われているみたいで、もう説明する気も起きない」
    「寝てばかりいるから妻がイライラして・・・」など、周りに理解されないのもさらに患者を苦しめます。

メンタルヘルスに力を入れている企業は少しずつ増えてきてはいます。しかし、ほんの一部の企業が取り入れ始めただけで、中小企業などでは、うつ病患者が働きやすい環境はまだまだ整備されているとはいえません。「いつ解雇されるかわからない。」という不安。

それだけでなく、自分を責めてしまううつ病、「こんな状態で働けないなんて会社に申し訳ない」この気持ちが自分をさらに苦しめてしまいます。このことを多くの人々に知っていただきたい。この理解が広まることで、うつ病患者の回復が早くなり、うつ病になる方が減る環境を作ることが出来るようになります。

 

うつ病患者に求められるもの

うつはまだまだ理解されて居ないということを常に意識していなければいけません。この社会にうつが理解されていないという現状で、うつと向き合わずに逃げていては、ますますうつ患者の立場を悪くしてしまいます。

「うつだから社会性を持とうと思っても持てない。」という人がいます。しかし、そうばかりも言っていられません。今の社会で周りの理解があまりえられないということを考えれば、少しでも動けるようになったら、自分自身で行動を起こさなければいけません。自分の場合でいえばどこまでできるのか、社会と向き合うにはどのくらいのスタンスでいるのが良いのか、自分にあったペースを模索する必要があるのではないでしょうか。

ひきこもっていられる立場の人ばかりではないはずです。守るものが多い方もいます。うつ患者の環境を変えていくのはうつ患者自身の声しかありません。少しずつでも行動を起こしていくことが現状を変えるために求められているものだと思います。

ストレスから来るうつに負けない!/うつ ストレス

ストレス社会とも呼ばれる現代、心の許容範囲を超えるストレスを背負っている若者が急増しています。

仕事でのトラブル、家族との不仲、コミュニケーション能力が不足しがちな若者は自分の中に問題を抱え込んでしまい周りに発散をする事が上手く出来ません。抱えられないストレスはやがて爆発をして心の病として自分の身に降りかかってきます。休養を取る事で症状が治まる程度の軽いうつなら問題はないのですが、薬や通院をしなくては治らないくらいに重たい症状のうつは早めの自覚が必要になります。

心の病にかかっている人の多くは自分が病気だと言う事を自覚していません。うつ病の治療に1番必要な事は自分がうつ状態だと理解することです。

  • 些細なことで気持ちが沈み、やる気がなくなる。
  • 過去にあった悲しい出来事をつい最近の事のように感じ悲しくなる。
  • 自分の感情をコントロール出来ない。
  • 仕事中は眠たくて仕方がないのに、夜になると目が冴えて眠れなくなる。

うつの症状には上記の様な特徴がありますが、多くがストレスからくるものです。誰だって仕事で失敗をした時や、大事にしていたペットが亡くなった時は辛いと感じますよね。ストレスは多かれ少なかれ誰もが抱えています。心の病を発症させるか、させないかの違いはストレスとの上手な付き合い方にあります。

ストレスを上手に発散させるには質の高い眠りが必要です。身体が疲れていては心を落ち着かせることなんて出来ませんよね?

深い悲しみを抱えている時こそ布団に入って思い切り泣きましょう!人の涙は永遠に続く事はありません。ゆっくりと瞼が重たくなってくるのを待ちましょう。

うつ病でも退職届は書かない!

うつ病を患って会社を退職しなくてはいけない状況になった場合、会社の言い様に動く事はお勧めできません!退職するとなると失業保険を請求することになるかと思うのですが、自己都合で止める際には失業保険が下りる前に3カ月と言う長い期間を要することになります。

うつ病は会社でのストレスが原因だから会社都合での退職ではないのかと思っている人もいらっしゃいますが、自己都合は仕事内容の不満や給料の不満による原因だけが当てはまるわけではありません。病気も立派な自己都合の原因とされてしまうんです。

逆に言うと会社都合の原因になるのは会社の倒産、不当な解雇くらいしかありません。それ以外の理由は自己都合の退職になるので失業保険が下りるまで長い時間待たなくてはいけなくいなります。会社でのストレスが原因で仕事が出来ないのなら退職届を自ら渡す必要はありません。少しでも優位に話を進めるためにうつ病の診断書とともに休職願いをしてみましょう。

私は働きたいと思っているのですが、ドクターストップが出ているので働く事が出来ません。休職扱いにしてもらえれば、若干ではありますがお給料をもらえる事が出来ます。休職扱いから会社が勝手に退職扱いにしたのならそれは会社都合となるでしょう。会社が何を言ってきても相手にしてはいけません。ハローワークで事の成り行き1から説明し損をしない方法を教えてもらいましょう。ハンコは簡単に押さない!うつ病になった時もこれだけは覚えていて下さい。

うつで会社を休む

うつ病と診断されたら会社にはどの様に説明をすればよいのでしょうか?手続きを間違えれば不当解雇されてしまう可能性もあります。うつ病だと診断されたら会社へは正しく説明をしてお休みを貰いましょう。

『必ず電話をする!』

まだはっきりと心の病気だと診断される前から会社に行きたくないと思ってはいませんでしたか?会社に行こうとすると体が震えだしてしまいには吐いてしまう。明らかなうつの症状ですが病院の診断書がなければ会社はただの体調不良で片づけられてしまいます。

欠勤する際に電話をするのは社会人としての常識ですが、症状が重症な場合だと職場に電話をかける事すら出来なくなるそうです。

たとえ電話をかける事が出来なかったのが心の病気が原因だとしても無断欠勤には変わりはありません。後から診断書を出したとしても無効になる事が考えられます。病気による退職と無断欠勤による退職には貰えるお金に大きな差が出ます。どんなにつらくても、どんなに遅い時間になってもかまいません。自分は病気の疑いがあるので出勤できない事をその日のうちに電話やメールで伝えて下さい。

ある会社員の話なのですが、うつの症状が出て会社を1か月ほど休まなくてはいけない状況になりました。診断書もちゃんとあったのですが初めに数日が無断欠勤だった為、復職することなくクビを言い渡されました。もちろん退職金なんて払われません。

自分が損をしない為にも一時の苦痛に耐えられる覚悟を持っておきたいですね。

うつの不安はどうやって解消するの

うつ病はいつ治るか分からない上、何がきっかけで症状がひどくなるかも分からない非常に不安定な病気です。完治する事も可能だとは言われていますが、治療にかかる時間は年単位で必要になってきます。先の見えない道を歩く事はうつ病でなくったて不安ですよね。心のバランスが崩れるほどに症状もひどくなってきます。今よりもうつの症状を悪化させないためにも、気軽にできる不安解消方法をいくつか紹介しますね。

『身体を動かす』

やる気が起きない、身体がだるいと言って運動をサボる口実を作らないでください。

激しい運動は必要ありません。不安の解消には無心になって身体を動かす事が効果的だと言われているんです。ランニングやウォーキング、水泳なんかもおススメですね。外に出るのも嫌だと言う方は部屋の窓を開けて外の空気を感じることから始めてみては如何でしょう?部屋にこもってばかりでは気持ちが下がるのを止める事が出来ませんよ。

『手を動かす』

現代人はパソコン向かう時間が長いので、脳だけではなく目にも疲れがたまってきます。

パソコンの画面は長時間見つめる事を良いとしていません。気分転換に絵でも描いてみるのはどうでしょう?うまい下手なんて全く関係ありません。普段あまりしない行動を取るという行為は脳に心地よい刺激を与えてくれます。絵をどうしても書きたくない人には、頭に思い浮かんだ言葉をノートに書きなぐっていく気分転換もありますよ。

不安を解消する努力はうつの症状を改善させる道に繋がっている行為です。がんばりすぎない程度に気分転換を図って下さいね!

うつとメンタルに関係性はあるのか?

心の病にかかる若者が増えていますが、心の病になるのはメンタル面が弱いからだなんて思ってはいませんか?確かに最近の若者は昔の人に比べるとはるかにメンタル面は弱いかと思いますが、うつ病に関してはメンタル面の強弱は関係がないと思って下さい。

症状の重さに違いはありますが、うつの症状はどんな人にでも表れます。

家族や周りの人間に甘やかされて育った人、両親からの愛情を受けることなく育った人。家庭環境は人格の形成に大きく関わってきますが、人格と病気の原因は無関係と言ってもいいでしょう。多くの人から甘やかされて育ったためメンタル面が成長しきれていない人は勿論ですが、周りから孤立した生き方を選んだ人にだってうつの症状は表れます。

メンタル面が弱くても1日経てばすぐに嫌な事を忘れる人もいれば、メンタル面は強くいても失敗をいつまでも引きずる人もいますよね。

生まれ育った家庭環境を心の病の原因にする方もいますが、ちょっと違うのではないかと思います。未成年の場合なら家庭環境をうつの原因にしても仕方がないかと思いますが、成人を過ぎた立派な大人が生まれ育った家庭環境を原因にしてはいけません。

うつはあくまでも心の病気です。心が安定したバランスを取り戻す事が出来れば必ず治る病気だと言われています。自分が病気だと認める事は自分の人格を否定する事ではありません。自分の人格と病気の原因が関係ない事を覚えておいて下さい。認める事から治療は始まるのですよ。

不安を解消してうつを回避!

仕事がない、お金がない、結婚が出来ない、将来に夢がない。現代人は様々な不安を抱えながら生きる事を余儀なくされています。仕事がないと言う悩みを1つとっても感じ方は人それぞれですよね。今は仕事がないけれどいつかは何とかなるさと考える事が出来る方がいる一方で、仕事をもらう事が出来ない自分には生きている価値なんてないと考えてしまう人もいます。

後者の方はうつ病にかかってしまう可能性が非常に高いです。

心が不安定な状態になるとバランスが崩れてしまいうつ状態になると言われています。悩みを大きく考えすぎてしまう傾向にある方は心のバランスをふとしたきっかけで崩してしまいます。全ての悩みを解決することが出来る人間なんてこの世にはいないでしょう。1つの悩みを解決するまで前に進む事が出来ないでいる方はうつにならない為にも考え方を切り替える必要があるかと思います。

たとえば自分がお金がないと言う非常に深刻な悩みを抱えているとしましょう。宝くじでも当たらない限りお金が天から降ってくるような事はあり得ませんよね。不安な気持ちのままでいればいるほど心は衰弱していきます。お金がない不安な状況をすぐに変える事が出来ないと分かっているのなら、お金がない状況を楽しむ事を考える方が建設的だとは思いませんか?

考え方を少し変えるだけでうつ病は回避することが出来ます。病気の治療には時間もお金もかかりますから、まずはうつ病にならないような考え方を持つ事が大事ですね。

 

更年期はうつにも気をつけて!/うつ ストレス

女性ならいつかは必ず訪れる更年期。

更年期はうつ病の発症率が非常に高くなる時期なんですよ。

更年期障害はホルモンバランスの乱れが原因で起こる病気の一種で、50~60代の閉経前後の女性が発症します。体内のホルモンバランスが崩れることによって身体の温度をうまく調整することが出来なくなる為、異常に汗をかいたり極度のになる事があります。体調だけではなく心のバランスも上手くとれなくなります。すぐにイライラしたり何気ない一言で眠れなくなるほどに心が傷ついてしまう事もあります。自分で自分の事を制御できない苛立ちがストレスになりうつ病を発症してしまうケースが多いと聞きました。

何故自分だけがこんなにつらい思いをしなくてはいけないのか?閉経することで女性としての能力を失うのではないか?一生このままの状態なのか?不安な気持ちは他人には理解されずらいですよね。更年期はホルモンバランスが乱れているので、普段と同じような生活を送るのが非常に難しいです。症状に個人差があるのでなかなか周りの人に相談が出来ないのも事実です。

親しい友人や家族にも理解してもらえない悩みを抱えてうつ病になって閉まっては大変です!閉経は決して恥ずかしい事でも悪い事でもありません。更年期障害に関する悩みは専門のお医者様に相談をして解決するのが得策です。素人考えで気持ちを落ち着ける効果のあるサプリを飲んで体調をより悪化させる事がないとは言い切れません。
自己流の治療ほど怖い物もありませんよ。

心療内科でうつ病を発見!/うつ 心療内科

体調がすぐれないので内科に検診に行ったのに何も問題がないと言われた事はありませんか?

内科は身体の病気を見つけてくれる事は出来ますが、心の病気まで見つけてくれる事は出来ません。病院に行って異常がないと言われたのに体調は一向に良くならないし、本当は重たい病気なんじゃないかと言う不安が頭を過るようになり眠れない状態が続くようになった…。

内科に検診に行って異常が見つからなかった場合は心療内科に検診に行く事をおススメしますよ!心療内科には心の病気を見つけてくれる専門のお医者様がいます。うつ病は心の病気ですが症状は心だけではなく身体にも表れます。身体は健康なのに体調がすぐれない時はうつ病の可能性を疑ってみる必要があります。もし体調不良以外に以下の様な症状がある場合は内科よりも先に心療内科に検診に行くのがいいですよ。

  • 仕事に対して意欲がわかない
  • 食欲が出ない
  • 夜眠れない
  • 訳もなく死にたくなる

うつ病のサインは身体よりも先に心に届いているはずです。心のSOSを見落とさないようにして挙げて下さいね。心療内科を受診している患者さんは近年増加しています。
敷居が高いと思っている方もいらっしゃいますが、実際は気軽な気持ちで受診することが出来る病院です。自分の悩みを理解し相談することが出来る心療内科医を見つける事は難しい事かもしれませんが、心から信頼できるお医者様を見つけることが出来ればうつ病は完治させることが可能です!

病気の事は専門の先生にお任せするのが1番ですよ。

うつ病と躁鬱病の違いとは/うつ ストレス

うつ病と聞くと気持ちが落ち込んでいる鬱な状態の事のみを指すかと思われがちですが、うつには躁鬱状態を繰り返す「双極性障害」とも呼ばれる躁鬱病もあります。

  • 鬱は先ほど紹介した通り気持ちが落ち込んでいる状態の事を指します。
  • 躁は気持ちが異常なくらいに高まっている状態の事を指します。

鬱状態と躁状態を繰り返し起こすので傍から見るとただの気分屋だと思われてしまうのですが双極性障害は気分屋で片づける事は出来ないくらいに激しい感情の変化を見せます。極端な例を言うと鬱状態の時は死にたい気持ちでいっぱいなのに、躁状態の時は街中でいきなり歌いだしてしまう位に気分が良い状態になります。

躁鬱病になってしまう原因の多くは仕事や家庭環境によるストレスだと言われています。稀にではありますが親からの遺伝で発症する人もいます。うつ病と同じで気長な治療が必要となる病気ですが、症状が安定すれば普通に生活することが出来ます。治療は専門のお医者様の定期的なカウンセリングと薬がメインになります。

妊娠・授乳中の女性が飲むと危険な薬もありますので服用する前は必ずかかりつけのお医者様に相談して下さいね。

人の心はとても複雑に出来ているので医学が発達した今でも躁と鬱が切り替わるスイッチは発見されていません。周期によって変わる人もいれば、他人からの一言がきっかけとなって切り替わる人もいます。双極性障害もうつ病も治らない病気ではありません。まずは病気と向き合う強い心が必要です。

自分で出来るうつ病チェック/うつ ストレス

ストレス社会とも呼ばれる現代、うつ病にかかっている人も年々増えています。

もしかしたら自分も…!?

心療内科を検診する前にまずは自分でうつ病チェックをしてみませんか?

『睡眠に関する問題』

  • 夜なかなか寝付く事が出来ない
  • 眠りが浅い
  • 睡眠時間が極端に短い、もしくは長い

『気持ちに関する問題』

  • 常に悲しい気持ちの状態でいる
  • 集中力が続かない
  • 簡単な選択でも1人で決める事が出来ない
  • 自殺する事を本気で考える時間が頻繁にある
  • 自分がこの世で1番不幸な人間だと思う事がある

『食事に関する問題』

  • 全く食欲がわかない
  • 常に食べていないと不安になる
  • 数日の間で激しい体重の変化がある

『行動に関する問題』

  • 学校や仕事に行こうとすると吐き気がしてくる
  • 好きな事をしていても楽しいと思えない
  • 会話をしなくなった
  • 物や人に当たる事が増えた

『その他の問題』

  • 視線を怖いと感じる様になった
  • 他人の行動や言葉を疑いの目で見てしまう
  • 自分には何も責任がないと思っている
  • 些細な間違いを許す事が出来ない
  • 自分で自分をコントロール出来ない

以上の項目に当てはまる個所が多い方は注意が必要です。うつ病は心の病気ですが症状は心にだけ表れるのではなく身体にも表れます。チェック表に当てはまらなかったからと言ってうつ病でないとは言い切れませんし、逆に全てのチェック項目に当てはまるからと言ってうつ病だと確定した訳でもありません。正しい判断はお医者様にお任せしましょうね。

うつ病の症状とは?/うつ ストレス

近年若年層のうつ病患者が増えていると聞きました。誤ったうつ病に関する知識は症状を悪化させる危険もあります。まずはうつ病の症状を正しく覚えておくことがから始めましょう。

その1.気分が落ち込む

うつ病の症状として最も有名なのが気分の落ち込みですね。訳もなく悲しくなったり、些細な失敗で死にたくなったりする場合は注意が必要です。

その2.趣味がなくなる

大好きだったゲームが楽しくなくなる、テレビを見ても何も感じない、今まで好んでやっていた事が急に楽しくなくなる事は誰にでもあるかもしれませんが趣味が全くなくなる事は中々ないですよね。

その3.食欲の急変化

  • 今まで小食だったのに急に食欲が増えた。
  • 何も食べたくはないし食べなくても平気。
    食欲の急変化、特に食欲が急にわかなくなった場合は病気を疑った方がいいですよ。

その4.眠れない

眠たいのに眠れない、寝つきが悪く何度も目が覚めてしまう等の睡眠障害は体調を崩してうつ病以外の病気を発症させる危険性があります。

その5.集中力がなくなる

頭が働かず1つの事に集中することが出来ない場合もともとの集中力不足も考えられますが、急激な集中力の低下はうつ病の症状としてよく表れる事の1つです。

その6.自殺したくなる

最も注意してもらい必要があるのが自殺願望です。誰でも1度自殺したいと考えた事があるかとは思いますが、日に何度も自殺をする方法や場所などを本気で考えてしまう場合はうつ病がほぼ確定していると言ってもいいでしょう。

 

自分でうつ診断をしてみよう/うつ ストレス

うつ病は自分でもある程度なら診断することが出来ます。もちろん専門の先生に診てもらう事が1番いいのですが、自分がうつ病かどうか分からない状態はとても心を不安定にしてしまいます。不安な気持ちを解消する為にもまずは自己診断で自分の状態を確かめてみませんか?

<睡眠によるチェック!>

毎日きちんと眠れていますか?
重度の睡眠障害はうつ病の可能性があります。
夜になっても眠れない、異常に早い時間に目が覚めてしまう、1日中でも眠っていられる。
睡眠障害には以上の様な症状が見られます。
ちょっと普通ではないかもと思ったら病気を疑ってみる必要がありますね。

<食事によるチェック!>

何日も食欲がわかない状態が続く、無理やり食べてもすぐに吐いてしまう。食欲の減退だけではなく、食欲が増加する場合にも注意が必要です。どれだけ食べても食欲が治まる事がない時は満腹中枢に異常を期している可能性があります。

<体型でチェック!>

特にダイエットはしていないのに体重が1週間で5キロ近く減ってしまった!体重の急激な変化は命を危険さらす行為です。ダイエットをしていて体重が減った理由が分かるのなら対処も出来ますが、原因不明の体重の急変は病気を患っている可能性が非常に高いです。まずは内科の先生に相談してみるのがいいでしょう。

<気分によるチェック!>

気分の浮き沈みは人それぞれですが、いつもよりも激しく気分が落ち込む事はありませんか?自分で判断するのは難しいかもしれませんが、周りから見れば一目瞭然と言う事もあります。心配な方は親しい友人や家族に自分がどのように映っているのか尋ねてみて下さい。

上記に書いた診断方法はあくまで自己判断であって正確な診断結果が出る訳ではありません。

うつを治してくれる病院とは?/うつ ストレス

うつ病は気長な治療が必要になりますが、決して完治しない病気ではありません。心の病気ですから薬による治療も大事ですが何よりも自分に合った病院を選ぶことが大事になってきます。どんなに口コミで評判の先生がいたとしても自分とは波長が合わない事もあります。口コミでの情報を鵜呑みにせず病院は自分の目で見て選ぶようにしましょう。

心の病気と聞いてもどの病院に行けば分からない方もいますよね。うつ病の検診は精神科、心療内科で行ってくれます。心の病を専門に取り扱っている診療所が近くにない場合は総合病院で受診することになります。

診療所と総合病院の違いを少しだけ紹介したいと思います。

診療所は個人が経営している地域に密着している事が多いので時間の融通がきく事があります。時間を気にすることなく話を聞いてもらう事が出来るので、軽度のうつならすぐに改善する可能性もあります。ただし入院施設がない場合が殆どなので重度の症状には対応できない場合があります。

総合病院はその名の通り精神科だけではなく内科や外科、小児科等が備わった施設です。慢性的な医師不足から患者一人当たりにかかる検診時間が短いのがネックですが、最先端の医療技術を味わう事が出来るなどのメリットもあります。入院施設が必ず備わっているので療養が必要な重度のうつにも対応できます。

診療所、総合病院以外では保健所で相談をしてもらう事も出来ます。

治療する事は出来ませんが簡単な検診を無料で行ってくれるので、お金の事が心配な場合はまずは保健所で検診をしてもらう事をおススメします。

うつの原因を知っていますか?/うつ ストレス

うつ病は医療が進化したい今でもはっきりとした原因が解明されていない心の病です。脳内にあるセロトニン、ノルアドレナリンのバランスが崩れる事でうつの症状が表れるとも言われていますが脳内の物質に変化が出るだけが原因ではないと言われています。

未だに謎の多い心の病気、うつ。一般的に言われている原因のいくつかを紹介していきますね。

「深い悲しみ」

家族や友人、長年一緒にいたペット。自分にとって大事な人が亡くなる事よりも深い悲しみはないと言ってもいいでしょう。大事な人との永遠の別れから立ち直るにはどんな人でも月日が必要です。多くの人は日常生活を送ることで悲しみを忘れていきますが、深い悲しみをいつまでたっても引きずってしまう人もいます。癒す事の出来ない悲しみは自分の心を病気にしてしまう事があります。

「仕事のストレス」

現代人のうつの原因として最も多く挙げられるのが仕事上のストレスです。サービス残業や休日出勤を強制されても次の仕事の当てがないから辞職することが出来ない。一向にお金は貯まらないのに疲れだけは溜まっていく。仕事のストレスは心の病気だけではなく身体にも悪影響を及ぼします。

「病気」

身体の病気が心の病気を引き起こす事もあります。長い治療を必要とする病気は特に心が落ち込みがちになります。治療に専念しなくてはいけないと分かっていても、自由に過ごす事の出来ないストレスが葛藤を起こし心のバランスを崩してしまいます。うつ病は健康な人でもふとしたきっかけで発症してしまう病気です。自分はメンタル面が強いから大丈夫だなんて過信してはいけませんよ。

うつ病のカウンセリングで重要な事!

うつ病の治療にはカウンセリングが欠かせません。

自分の事を理解してくれる先生に出会う事が出来れば症状を悪化させることなく治す事も可能ですが、逆に自分とは波長が合わない先生との治療は余計に症状を悪化させてしまう事があります。

最悪のケースを1つ紹介しますね。

ある男性が仕事上のストレスが原因でうつではないのかと思い診療所を受診しに行ったのですが、治療には家族の協力も必要だから次回の検診の際は奥さんを連れてきて下さいと言われたそうです。

奥さんも男性の事を本気で心配していましたから当然一緒に検診に行きました。診療所の先生は奥さんに「旦那さんが心配ですよね?」と聞いたのですが奥さんはいつか治ると信じていましたし男性に余計な負担をかけてはいけないと思い「心配していません」と答えました。

男性も奥さんの気持ちを分かっていたので心配していないという言葉に深い意味はないと思っていたのですが先生だけは違いました。先生は患者である男性に「この人じゃだめだ、あなたの事を心配していないもの。他の人を連れてきて」と言ったのです。

自分がまるでダメな妻だと宣告されているようで患者の奥さんである女性は深く傷つきました。患者のうつ病を治療するどころか夫婦関係を悪化させる原因を医師は作ってしまったのです。夫婦関係の悪化は当然うつの症状に深いダメージを与えます。口コミで評判の高い医師であっても患者によっては最悪の医師になる可能性があります。カウンセリングはうつの治療の大半を占めます。患者だけではなく患者の家族の事も考えて治療を進めてくれる先生こそが名医だと思います。

うつで休職に追いやられる前に!

会社での人間関係、仕事のトラブル。現代社会には昔では考えられなかったような仕事のストレスが多く存在します。コミュニケーション能力に問題を抱えている若者が増えてる為、中間管理職の立場にある人のうつが深刻な問題になっています。

1から10まで説明しても理解をしてくれない部下。休日出勤をしても追いつく事がない仕事を振ってくる上司。30代男性のうつの原因の殆どは仕事に関係のある事だと言われています。最悪の場合会社から休職手続きを求められる事もあります。保険に加入をしていればある程度の収入は入ってきますが家族や子供を養うだけの保険金は期待できません。

休職しなければいけない状況まで自分を追い込む事はありません。うつ病から自分を守れるのは自分だけです。たかが会社の為に命を削るくらいに奉仕をする必要はありません。もちろん自分が経営をしている会社の場合は話は別ですが、会社に雇われている人が殆どですよね。休職による経済状況の不安定はさらにうつの症状を悪化させます。追い込まれる前に逃げ道を作って下さい。仕事が出来ない部下にあなたが付き合う必要はありません。違法な休日出勤は重大な犯罪行為でもあります。

違法行為を平気で行っている会社に尽くしてうつを患うくらいなら、自分から会社を退職して新しい生活を見つける方が賢い方法だとは思いませんか?

うつ病は怖い病気ですが発症しなければ何も怖くはありません。治療費の事を考えても休職するよりも早めに転職してしまう方が断然おススメです!

職場うつ~自分に優しくしてますか?~/うつ ストレス

会社に行こうとすると急に気分が悪くなる。職場の人間に電話をかけようとすると受話器を持つ手が震えだす。このような症状が出た事はありませんか?会社に関係する出来事で気持ちが不安定な状態になるのは職場うつになっている可能性が考えられます。

うつ病はメンタル面が弱い人だけがかかる病気ではありません。責任感が強く自分1人で仕事を抱え込んでしまいがちな人こそ注意が必要な心の病気です。与えられた仕事をこなす事は当然と言えば当然の事ですが、上司と言う生き物は無理難題を平気で言ってきます。上司に言われた仕事をやり遂げる事は社会人として当然の義務だと感じるのは仕方のない事かもしれませんが、責任感が強すぎると身体よりも先に心が参ってしまいますよ。

時にはずる賢く生きる事も社会人には必要なスキルです。仕事を全うするだけが正しい道でしょうか?仕事のストレスでうつ病になっても家族は喜んでくれますか?

心の病は1度かかるとクセになると言われています。うつ病は治す事が可能な病気ではありますが根気強い治療が必要になります。症状によっては薬を欠かさず飲まなくてはいけない状態にもなります。

自分を偽って生きる事は辛いかもしれませんが、職場において自分を偽る事は自己を守る方法にもなります。誰しも多かれ少なかれ会社では自分を偽りながら仕事をしています。責任感が強いから誰かに自分の仕事を頼むのが嫌だと思っていても、すでに心や身体は悲鳴を上げています。他人に優しくするのも大事ですが、自分に優しくするのは更に大事ですよ。

うつ病は抗うつ剤で抑える!

うつ病の症状を抑えるための薬である抗うつ剤には大きく分けて4つの種類があります。

  • 三環系(第1世代)、
  • 四環系(第2世代)、
  • SSRI(第3世代)
  • SNRI(第4世代)

の4種類です。第1世代の抗うつ剤である三環系がもっとも古い歴史を持つ薬です。1つずつ特徴を紹介していきますね。

「三環系」

抗うつ剤として初めて作られたのが三環系の薬です。不安定になっている心を平常にする働きが強く効果として表れると言われていますが、副作用が多いのも三環系の特徴です。薬によって違いはありますが便秘、口の渇き、睡眠障害、血圧の変動、食欲不振等があります。また過剰摂取は死亡事故に繋がるため十分な注意が必要になります。

「四環系」

効果は三環系とほぼ変わりませんが薬の強さで言うと四環系の方が弱いとされていますが副作用はあります。強い睡魔に襲われるので運転時に服用してはいけません。

「SSRI、SNRI」

セロトニンの分泌をサポートすることでうつ状態を解消しようとする薬です。SSRIは現在1番使用されている抗うつ剤だと言われています。副作用として嘔吐が頻繁に確認されています。効果に違いはあっても副作用が存在する点は同じです。また、抗うつ剤によっては持病を持っている人、他の薬を服用中の人が飲めない物もあります。妊娠・授乳中の女性にも同じ事が言えますね。

うつ病の薬は効果の強弱に関係なく服用する際は必ず医師の指導のもと行って下さい。毎日飲む事を義務付けられている薬を自己判断で中止してはいけませんよ。

産後うつとうつ病は違います!

産後うつは出産後の女性なら誰もがかかるうつ病と言ってもいいでしょう。特に初産の女性は産後うつにかからない人の方が珍しいかもしれません。赤ちゃんがお腹の中いいる約10ヶ月の間で女性は母親になる心の準備をすると言いますが、妊娠により乱れてしまったホルモンバランスが正常のバランスに戻るのは決して簡単なことではありません。

産後うつの症状には気分が沈んでしまう、体調不良が治らない、赤ちゃんの泣き声に苛立ちを覚える等が挙げられます。また、出産前は仕事をバリバリこなしていたと言うキャリアウーマンは自分の存在理由に疑問を抱き重度のうつ状態になってしまう事があるそうです。

急激な環境の変化に心が付いていかないのは当然の事です。身動きを取るのが困難になるほど重たい身体からは解放されましたが言葉の全く通じない赤ちゃんを相手に急がし毎日を送らなくてはいけなくなる女性。特に出産直後は赤ちゃんが長時間眠ってくれないので必然的にお母さんも睡眠不足になります。睡眠不足は思考回路を狂わせ正常な思考が出来ないようになってしまいます。

周りのサポート体制が万全なら産後うつは赤ちゃんの成長とともに消えていきますが、夫や家族が全く手伝いをしてくれない場合本当のうつ状態になってしまう危険性があります。うつ病は育児放棄にもつながる新米お母さんにとって非常に危険な病気です。家族のサポートを得るのが難しいのなら行政に相談をして下さい。赤ちゃんはお母さん一人の細腕だけでは育てる事は出来ませんよ。”

うつ病からの復帰は焦らないで!

うつ病で1番怖い事は症状を再発してしまう事です。1度かかってしまうと治す事は出来ても完治させる事は難しと言われているのがうつ病です。休職した職場に復帰がしたいと焦る気持ちも分かりますが、お医者様のOKが出るまで社会復帰するのは難しいと思ってもいいでしょう。復帰したいと思う気持ちが焦りからなのか、働きたいと言う意思から来たものなのか判断できるのは患者の事を自分以上に知ってくれているお医者様です。

うつ病の改善には最短でも半年はかかると言われています。半年以上カウンセリングで話を聞いてくれたお医者様なら患者さんの心の奥底に眠っている本当の心が分かるかと思います。焦りはうつ病を再発させ更に悪化させる可能性もあります。社会復帰は焦ってもなにもいい事はありません。社会から取り残されているという疎外感や安定した収入がないと言う経済的不安を取り除く事は難しいとは思いますが、うつ病は立派な心の病気なのですから病気の間くらい誰かに甘えてみてもいいと思います。

疎外感ではなく自分だけの自由な時間を楽しんでいると思えばいじゃないですか!収入がなくたって保険を利用する事もできます。いざとなったら家族や友人に頼ればいいじゃないですか!

気持ちの焦りを抑える事が出来ずに無理に社会復帰をして一生癒す事が出来ない深い傷を作ってもいいのですか?病んでいる時の心は何気ない一言で酷く傷ついてしまいます。

焦る気持ちを落ち着かせつこともうつ病の治療だと思って頑張ってみましょう。
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うつは克服できる病気です

うつ病は克服することが出来る心の病気です。正しい治療法を行えば何も怖いことなんてありません。

恐ろしいのはネットや本での知識を鵜呑みにして誤った治療方法を実行する事です。ネットや本には確かに正しい情報も載っていますが、うつ病の治療は非常に専門的な知識を必要とします。顔を見た事もなければ声を聞いた事もない人の意見を全て信じてもいいと思いますか?事前の知識としてネットや本を利用するのは良い事ですが、本格的なうつ病の治療は必ず専門の医師と二人三脚で行う様にしましょうね。

心の病を克服する為には薬による治療とカウンセリングが必須です。年配の方に多いのですが薬に頼っていると中毒になり症状がいつまでたっても改善しないと思っている方がいますが、これは間違いです。

心の病気の為に開発された薬は医師の指示を守って服用すれば何も心配はいりません。治療を始めたばかりの頃は頻繁に薬を飲まなくてはいけないのですが、徐々に薬を飲む量は減らせます。また、薬を飲めば症状が治まると言う安心感も患者さんにとって重要なポイントになるんですよ。

カウンセリングでは病気の事だけを話す訳ではありません。なぜ心の病にかかってしまったのかを考えなければ病気を克服する事は出来ませんし、再発の予防も出来ません。仕事のストレスから症状が出たのか、友人や家族を失った深い悲しみが症状に繋がったのか分からなければどんなに優秀なお医者様でも対応が出来ませんからね。うつ病の克服は薬とカウンセリングで気長に行いましょう。”

老人性うつが増えています!

“若者に増えているうつ病ですが、最近は老人性うつに苦しんでいるお年寄りも増えているんですよ。症状が認知症に似ているので見落とされがちなのですが、認知症と老人性うつは似て非なる物です。認知症が忘れていく病気だとすれば老人性うつは忘れられない病気だと言えるでしょう。まずはどの様な症状があるかを知って下さい。

『老人性うつの症状』

  • 毎日意味もなく怒鳴り散らしている
  • 食べ物に手をつけようとしない
  • テレビを見ているようだが目の焦点が合っていない
  • 突拍子もない行動をとる
  • 感情表現がなくなった
  • 夜寝る事が出来ず昼間に倒れこむように眠っている事がある
  • 何をやるにも面倒くさそうにする
  • 自殺の準備を本気でした事がある
  • 独り言が多くなる
  • 物忘れが激しくなる

老人性うつは疎外感・喪失感が主な原因だと言われています。同居する家族から邪険に思われているのではないかと言ったネガティブな思考や、パートナーや親しい友人に先立たれた悲しみがお年寄りの気持ちを暗い方へ持っていってしまいます。

うつ病のお年寄りに励ましの言葉や愛情を伝える言葉は逆効果になる事があります。「こんなに慕われているのだから気分が良いうちに死んでしまおう。」重症の患者の場合だと自殺のきっかけになってしまう事もあるんです。

病気は専門の医師に診てもらうのが1番です。まずはご老人を病院に受診に行くよう説得しましょう!当然ですが老人性うつは患者本人のせいでも一緒に住んでいる家族の責任でもないのでご安心くださいね。

うつ病でも障害年金は貰えるの?/うつ ストレス

うつ病を発症させてしまうと最悪の場合だと会社を辞めなくてはいけない状況にもなります。会社を辞めると言う事は安定した収入がなくなる事を意味します。うつ病の治療だけではなく生きていく為にはお金が必要です。重度のうつ病になったらどの様に生活をしていけばいいのでしょう?

『傷病手当を受ける』

健康保険に加入している方は傷病手当を貰えます。手当を受けるにはいくつかの条件があるので簡単に紹介しますね。

  • 仕事に行けない事を意思が認定してくれる。
  • 仕事が原因の病気ではない
  • 4日以上連続して休まなくてはいけない
  • 休職中、傷病手当よりも高い金額の給料を貰っていない

『障害年金の申請をする』

傷病手当はあくまで一時的にお金が貰える制度なので貰える期間は決して長くはありません。重度のうつ病が完治するまでには年単位でかかる事があります。1年以上働く事が出来ないのあれば障害年金の申請をする事をおススメします。申請の条件は1年半以上経過しても症状がおさまらず仕事に復帰するのが困難な事が必須になります。
保険料の納付をしている事も必要な条件になります。

症状の重さによって支払われる金額は変わってきますが10万円以下5万円以上が基本の額になっています。障害年金は重度のうつ病患者にとっては収入を安定させう事の出来る便利な制度になっています。障害と言う名前に惑わされず、まずは詳しい人に話を聞いてみましょう。

心の不安定は経済状況の不安定にも原因があります。少しでも安定した収入を得て確実にうつ病を改善していきましょう!

精神科に行かなくてもうつチェックはできる

うつ病のチェックは精神科の先生に頼むのが最適なのですが、精神科の敷居って高いですよね。もし自分の勘違いだったとしたら高い診察代だけ払う事にもなります。まずは自宅で出来る簡単なチェックを試してみては如何でしょう?

うつ病チェック項目

  • 身体を動かしていないのにいつも身体がだるい
  • 周りの音に敏感に反応してしまう
  • 気分の浮き沈みが激しい
  • テレビを見ていても楽しいと感じない
  • 毎朝気合を入れないと学校や会社に行けない
  • 集中力が持続しない
  • 肩や首が重たく感じる
  • 頭痛薬を頻繁に飲んでいる
  • 目ざまし時計でセットした時間よりも早く起きてしまう
  • 知らない間にできた傷があちらこちらにある
  • 1日何も食べなくても平気でいられる
  • 何か食べていないと不安になる
  • 将来に夢も希望も感じない
  • だらだらと仕事をしてしまう
  • 責任感が人一倍強い
  • トイレに行くのも面倒に感じる事がある
  • 献立を決めると言った簡単な決断もする事が出来ない
  • 食事制限をしていないのに体重が1週間で2キロ以上減った
  • 自分の死について真剣に考える
  • 家族にうつ病の人がいる

以上の20個の項目のうちいくつ当てはまりましたか?半分以上当てはまる人はうつ病の可能性が高いです。早めに精神科を受診するようにして下さい。

うつ病は薬の使用や専門医のカウンセリングで改善することが出来ますが、軽い症状だからと言って通院をせずに自分の力だけで治そうだなんて考えないでください。自己流で心の病気を治すのは癌を自分の力だけで治そうとしているのと同じ事です。早期発見で病気の重症化を防ぐ事が出来ますから、心が病んでいる事を認めて専門の病院で治療を行って下さい。

うつ病後の復職は慎重に

うつ病が原因で会社を休職することになったのですが、症状が改善してきたので元の会社に復職しました。病気を克服し復職が出来たのは実にすばらしい事ですが、決して明るい未来だけが待っている訳ではない事も知っておかなくてはいけません。むしろ復職後こそうつ病を本当に克服できるか再発させてしまうかの分岐点なのですから。

会社を休職しなくてはいけない程の病気の原因とは何だったのでしょう?まずは原因をはっきりさせておく必要があります。もしプライベートな問題ではなく会社からみのストレスが原因なのだとしたら元いた会社に戻る事はお勧めできません。何故なら全ての人がうつ病に対して正しい知識を持っている訳ではないからです。正しい知識を持っていないだけならいざ知らず、誤った知識を振りかざしてあなたに不快な気分を与えてくる人間もいるかもしれません。

うつ病は多大なストレスがないと中々発症しませんし、軽度の症状なら会社を長期間休む必要もありません。たとえ給料が良いからと言って職場環境が劣悪な場所で働く事が最良の道だとは思いません。うつ病を良いきっかけとして復職する場合は思い切って違う会社を選択してみては如何でしょうか。

心の病気を理由に長期休暇を取った事を良しとしない人間もいます。「甘やかされて育ったからすぐにダウンするんじゃないの?」「そんなに薬を飲んでたら中毒になるんじゃないの」等と根拠のない事を言ってくる人もいるかもしれません。重たい心の病気になったあなたが耐えられる言葉でしょうか?よくよく考えてみて下さいね。

他にもあるチェック基準 / BDIテストでうつ病チェック!

ベックのうつ病調調査表と言う自分でうつの度合いを測るテストを実践してみた事はありますか?通称BDIテストとも呼ばれているのですが使い方はとっても簡単で、21個の項目に全て回答するだけで自分がうつであるのかどうかが判断できるテストです。いつもよりも気持ちが沈む事が増えたけれどもしかしてうつなのかな?と思ったらBDIテストを受けてみませんか?

チェック項目

  1. 今の状況が耐えがたいくらいの不幸な状態だと思う
  2. 自分の未来に希望も夢もない
  3. 自分は失敗作だと感じている
  4. 全ての事を諦めてしまっている
  5. 理由もなく罪を感じながら生活をしている
  6. 生きている事が罰だと思う
  7. 自分の事が大嫌いだ
  8. 他人の失敗も自分の責任だと感じる
  9. いつも自殺の機会をうかがっている
  10. 悲しくても泣けなくなった
  11. 常にイライラしている
  12. 他人に興味がない
  13. 些細なこと選択でも選ぶことが出来ない
  14. 自分の容姿に自信が全くない
  15. 仕事だけではなく自分が好きだったことすらも出来なくなった
  16. 深い眠りに就く事がなくなった
  17. いつも疲れている
  18. 食事に興味を持てなくなった
  19. 1~2週間で5キロ以上体重に変化があった
  20. 身体の不調の事ばかり考えている
  21. 性的欲求を感じない

以上の21項目がBDIテストで出されるチェック項目になります。5つ以上当てはまった人はうつ病の可能性があります。特に9番目の自殺に関する問題にチェックが付いた人は重度のうつ病である可能性が極めて高いです。早めに心療内科を受診して下さい。

うつに家族で立ち向かおう!

あなたの大事な家族がうつ病になったとしたらどうしますか?うつ病は重い心の病気ですが家族の理解や正しい治療法があれば改善することが出来ます。うつ病になってしまったパートナーへの接し方を学び、これ以上病気が進行するのを止めましょう。

『前触れやサイン』

何の前触れもなくうつ病はやってくると思われがちですが、病気には必ず何らかのサインが存在します。普段とは違うパートナーの行動には用心が必要ですよ。好物に箸もつけない、毎朝暗い顔で出社する、夜何度も目を覚ましている。これらは心の変化が起きているサインと言っていいでしょう。

『かける言葉』

うつだと分かったパートナーに対して言ってはいけない言葉はいくつかあります。「早く良くなるといいね」「がんばって早く仕事に行けるようになろうね」焦らせるような意味合いの言葉は厳禁です!どんなに症状が軽い場合でも治すのには数週間の時間が必要になります。下手な言葉をかけずに笑顔で見守っている事も大事ですよ。

『毎日の食事』

うつと摂食障害は密接なつながりを持っています。食欲が全くないので一切ご飯を食べないと言った拒食症状もしくは、常に何かを食べている過食症状が起きやすいのもうつの特徴です。摂食障害は体力を奪っていくだけではなく、心のバランスをより不安定な物にします。無理に食べさせる事は難しいですが、出来るだけ家族がそろって食卓に集まる習慣をつけ明るい食事時間を迎えられるように努力しましょう。

 

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