五十肩激しい痛みの症状と治し方

五十肩激しい痛みの症状と治し方
frozen-shoulder-e1505350346504 五十肩激しい痛みの症状と治し方
五十肩の痛みはつらい。鋭い痛みが長期間続く。

肩こりは老若男女とわず慢性的に苦しんでいる人が非常に多い体の不調のひとつです。

たまたまパソコンやテレビを長時間使用する日があったり重たい荷物をたくさん持ったりしたというような一過性の肩こりであれば、ストレッチやマッサージなどで様子を見ればとくに仰々しい治し方を検討しなくても大丈夫ですが、五十肩のような年齢に起因した症状や日常生活に大きな支障をきたす痛みが続くような肩の痛みだと、正しい治し方を施して日々の暮らしで痛みを伴わないようにしたいものです。

五十肩とは50歳代の人に見られる特有の肩の痛みで、腕が思うようにあがらなくなることで日々の日常動作にも支障をきたすという厄介な病気です。いったん五十肩の症状が出てしまうと、衣服を脱いだり着たりすることが自力では出来なくなってしまったり背中に手が回らなくなってしまったりするなど、ただ肩が痛いという一言で片付けて治し方を考えずに放置しておくことはできなくなります。正しい治し方で日常生活に支障が出ないようにしたい強い痛みを伴う厄介な症状が五十肩なのです。

五十肩になってしまうととにかくかなり激しい痛みをあらゆる動作で伴ってしまいますからから、ほとんどの方の場合ははじめに薬で発症してしまった痛みと炎症と痛みを抑制するということから始めます。そして、少し痛みが和らいでくると、今度は肩関節をしっかりと動かす体操を続けるという治し方を取り入れるようになります。通院は、痛みが大きい発症直後は週1~2回、落ち着いてきたら1ヶ月に1回程度が平均です。
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急性期の五十肩に効果的な治し方

50歳代の男女に見られる特有の肩こりの症状である五十肩は、一度発症してしまうとちょっとした日常生活の動作に逐一痛みを伴ってしまう厄介な病気です。

五十肩の治し方としては、発症してから大きく3つに分けられる急性期、慢性期、回復期という時期の違いによって異なってきます。とくに、発症した直後である急性期にきちんとした適切な治し方を施すことは、その後の五十肩の症状を少しでも早く和らげるために非常に大切になってきます。

炎症期とも呼ばれている急性期にとくに意識したいのは、安静が第一ということです。

関節に生じてしまった炎症が強いために痛みがかなり強い時期である急性期は痛みを感じ始めてから1ヶ月弱から2ヶ月程度を指しますが、この期間は肩や手を無理して動かさないことを意識し、重たい荷物を持ったり痛みを感じる運動を避けたりすることが大切です。また、可能であれば日中に腕を三角巾を使って吊って固定させたり、寝るときには市販のバストバンドを使って体に腕を巻きつけて固定したりすると、五十肩の治し方としてはベターです。

また、急性期の五十肩には薬物を使った治し方もあります。急性期の薬物療法としては、非ステロイド性の消炎鎮痛薬を投与したり、外用薬を貼付したりすることによって痛みを和らげる治し方が一般的です。それでも痛みがまだひどくて睡眠が難しいという場合には、坐薬が使われることもよくあります。また、局所麻酔薬やステロイド薬などを局所に注射するという方法もしばしば見られます。

体操を取り入れた五十肩の治し方

50歳代の男女に見られる厄介な肩の痛みを発症する五十肩の治し方は、必ずしも薬物を使用しなければいけないというわけではありません。

多くの医療機関や専門医も、五十肩の治し方として自宅で実践できる体操を指導して持続可能な五十肩の予防、改善をすすめています。五十肩になると炎症が落ち着いていく過程で癒着が生じてしまうことで腕を充分に動かせなくなってしまいますが、可能な限り早いうち段階から肩を動かすことで癒着しようとする力を妨げて癒着をはがし、運動制限を軽度で済ませることが可能です。運動制限がおさまってくるまでは半年から1年間なので、この期間になるべく毎日根気良く続けましょう。

五十肩体操による治し方は多くの医療機関によって指導を受けられますので医師に相談してみても良いですし、インターネットでも検索することができますから参考にしてみてください。この体操は五十肩の治し方として効果があるだけではなくもう片方の肩に痛みを発症する予防にもなりますから、五十肩が治ったあとも是非続けてみてください。
また、不充分な肩の血流のままで運動を始めてしまうと逆に筋肉や腱に痛みが生じる可能性がありますから、体操の前に肩を温めておくことをおすすめします。入浴後がベストですが、市販のカイロ等で15分間ほど温めると良いでしょう。

体操を取り入れた治し方は体を無理に動かしてしまうと炎症が余計にひどくなるので、痛みが和らいでいるときに行うようにしましょう。少し痛みを感じる程度がちょうど良いので、強い痛みを感じるほど続けないようにしてください。自分のペースでおこないましょう。

 

肩こりとは違う五十肩の原因と治し方

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日常生活のさまざまな動作のたびに肩周りへ痛みを感じる厄介な症状としてよく挙げられるのが、五十肩です。肩こりと同じように年齢を重ねるに連れてその辛さがどんどんひどくなってくる肩の症状なので、五十肩と肩こりは同じものだと考えている人も多いようです。しかし、肩こりという症状は肩から首にかけての筋肉疲労が原因で生じるのに対して五十肩という症状は肩関節を中心として生じてしまう炎症ですので、原因も治し方も全然違います。

発症してしまう原因としては、腕を高くあげている状態で長時間の作業をした後に発症しやすいと言えます。

たとえば、高い樹木のお手入れをした後や大掃除などで高い場所に腕をあげて拭き続けた際に発症しやすいほか、重たい荷物を持ち上げようとした瞬間やゴルフ、テニスといったスポーツのスイング等の最中にいきなり激痛が走り、それからずっと肩を動かす度に痛みが走るケースもよくあります。また、無理な姿勢をとったり打ち身を生じたりしたことから五十肩になる場合もあります。

治し方には、医療機関にかかって薬物を使った治療法もありますが、最近では薬物を使わずにストレッチや体操を主とした治し方を選ぶ人も増えてきています。医療機関でも、薬物をあえて使わずに効果的な体操を指導して持続可能な自宅でできる治し方を指導する医師が多くなってきています。五十肩を放置しておくと日常生活に支障をきたす痛みにつながる危険性が高いので、正しい治し方を専門医に指導してもらうことをおすすめします。

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五十肩という症状と治し方について

老若男女問わず長年に渡って痛みに苦しんでいる人が多い体の痛みといえば、肩こりですよね。テレビやパソコンをたくさん使ったり重たい荷物を長時間に渡って持ったりしたことが原因の一時的な肩こりの場合は、薬物などを利用した治し方でなくても自分で実践できるストレッチ等で軽減することが可能です。

とはいうものの、五十肩のように年を重ねることによってひどくなる症状や日々の暮らしに大きな支障が出て切る痛みが続く醜い肩こりの場合は、専門家による適切な治し方によって日常生活にできる限り痛みを生じさせないようにしましょう。

50歳代の男女に見られる特有の肩の痛みである五十肩は、自由に腕を回したり上げたりすることが出来なくなってしまうことからちょっとした動作に支障を出てきてしまいます。五十肩の症状が一度出てしまうと、自分ひとりの力で着替えをすることができなくなったり背中に手を回すのが難しくなったりするため、適切な治し方を施さなければ日常生活のQOLが下がってしまいます。正しい治し方で日常生活に支障が出ないようにしたい強い痛みを伴う厄介な症状が五十肩なのです。

いったん五十肩を発症してしまうとさまざまな動作のたびに非常に強い痛みを感じますから、はじめに薬を使って発症した痛みと炎症による痛みを抑えることから始める患者さんが大半です。痛みがすこしずつ和らいでくると、肩関節を動かすという体操で改善する治し方を取り入れます。少しでも早く正しい治し方を始めることで運動制限が軽減されますから、早期治療がポイントとなっています。

五十肩に見られる3つの経過時期と治し方

「五十肩」とは、肩甲骨と上腕骨をつないでいる肩関節を包み込んでいる関節包に炎症が生じたことによる症状です。発症するのは50歳代がピークだと言われますが、実際には30歳から70歳代までじつに幅広い年代で見られます。五十肩を発症してしまうと、炎症が原因となって腕の外側に激しい痛みが生じるため、突然痛みが走ったり腕を動かしたときに痛みを感じたりする症状が出てきます。

五十肩は、発症してから痛みが落ち着いていくまで大きく3つの期間に分けられており、各期間によってもっとも適切な治し方も変化してきます。発症してからおよそ3か月の「急性期」はもっとも激しい痛みがある時期で、それから1年程度を「慢性期」と言って少しずつ痛みが治まっていきますが同時に肩周りを動かすのが難しくなっていきます。発症してから1年以上経過すると大きな痛みは殆どなくなり、ある程度まで肩の動きも回復していく「回復期」に入ります。

基本的に五十肩はこのように病期を経過しながら徐々に治っていきますが、およそ2年という長期間に渡ってしまいますので、なるべく早い段階から症状や経過状況に応じた適切な治し方を始めることが大切です。

五十肩の痛みが一番強い急性期には、激しい痛みを抑える「薬物療法」による治し方が基本です。消炎鎮痛剤の飲み薬や湿布薬を使った治し方のほか、必要と判断されたら肩関節にステロイド剤や局所麻酔剤、ヒアルロン酸を注射するという治し方も検討されます。すこし肩の痛みが落ち着き始めて慢性期に入ってきたら、個々の状態にあわせた薬物療法と同時に運動療法を取り入れた治し方を始めていきます。慢性期の治し方としては運動療法がもっとも大切になってくるので、動かしづらくなった肩関節の動きを良くするための運動を無理のない強度で出来る限り長く続けます。

五十肩の検査と治し方について

五十肩は痛みが強めの肩こりと混同されることも少なくありませんが、日常生活のあらゆる動作に付随して肩の周りに激しい痛みが走る厄介な病気です。

また、肩が思うように動かせなかったり腕が上がらなくなったりするため、大きな支障が少しでも出ないようになるべく早い段階から適切な治し方で対処することが大事です。ただの肩こりだと思って特別に治し方を検討することなく自然治癒を考えて放置する人もいますが、放っておくとどんどん痛みが激しくなる可能性も高いですから、専門医に治し方を検討、指示してもらうことをおすすめします。

五十肩の検査においては、肩を動かして動きを判断する運動分析、X線を使った関節造影、関節内圧測定等がメインです。そして、五十肩と診察されたときの治し方は、まず急性期には肩を無理に動かさないようにとにかく安静を保ち、これ以上の痛みが出ないようにします。患部に腫れや熱っぽさが見られるときには、しっかりと冷やすことがポイントです。

痛みが徐々に和らいできたら、この次は肩を保温して血行を促進し、肩を動かしやすくなる治し方を検討します。

特に夜間には肩が冷えないように気をつけるだけでなく保湿も意識し、肩を包み込むような肩衣を患部に当ててから寝ることをおすすめします。使わなくなった古びたセーター等を使うと良いでしょう。寝るときに痛みが生じて腕の位置が定まらない場合には、やわらかいクッション等を用いて腕を支えるようにすると痛みが和らぎます。

病院においては、初期から週1~2回の割合で鎮痛消炎のために局所注射での治し方が取られます。そして、五十肩の痛みが軽くなってきたら痛みのために動かしにくい肩を上げていく運動療法による治し方を取り入れていきます。五十肩を発症してから4、5日の急性期を過ぎたら、なるべく早く少しずつでも動かすことが大事です。

 

五十肩の症状と家庭でも出来る簡単な治し方

年齢を重ねたことによる肩こりの一種であると軽視されることも少なくない五十肩ですが、じつは肩こりとは異なる病気で、30歳代ぐらいの若い人にも見られます。正しい治し方を早期に施すことで早期回復や発症前の日常生活を取り戻すことができますが、とくに治し方を考えることなく五十肩を放置しておくと痛みがどんどん大きくなってしまったり腕が思うように動かせなくなったりする可能性もあります。ただの肩こりだと放っておくのではなく、正しい治し方を専門医から指摘してもらうことがおすすめです。

五十肩の治し方として非常に大切なことは、意外にも「肩を動かす」ことです。

治し方と聞くとなるべく動かさずに安静にしていることのほうが大事だと思う人も多いようですが、実際には痛いからといってじっと動かさずにいるほうがかえって治りにくくなったり回復に時間がかかったりしてしまいます。発症直後は安静にしなければいけませんが、4日~5日目からは大きな痛みを感じないよう無理のない範囲で簡単な体操を取り入れた治し方を指導する医師がほとんどです。自分では正しい治し方につながる運動というのは方法も量もなかなかわかりかねますから、理学療法士などの指導を受けながら自分に除隊に合った運動をするようにしましょう。

五十肩の体操療法にはいろいろありますが、ここでは一例としてペットボトルで簡単に出来る、5分1セットを1日2回ぐらい行うだけで効果のある「アイロン体操」をご紹介します。腰の位置ぐらいの高さの台に痛めていない側の腕を乗せて直角に体を曲げ、五十肩の痛みがある側の手でペットボトルを持って肩や腕の力を抜いて下げていきます。
次に、肩に力をいれないままでペットボトルの重さを使って小さく前後に振り、徐々に大きな振りをしていきます。

そして、ペットボトルを左右に振り、最後にはペットボトルで丸く円を描くようなイメージで左右両方ともに回し振りをして終わりです。

運動を取り入れた五十肩の治し方

五十肩は、高いところにずっと腕を伸ばした状態を続けたり、テニスやゴルフで肩に多くの負担をかけるプレーやフォームを続けたりすると発症してしまう厄介な肩の痛みです。五十肩は病名に「五十」と付いているとはいうものの実際には三十歳代の人でも発症する病気で、ただの肩こりだと思って放置していると腕があがらなかったり肩が回せなかったりと、日常生活の中で支障が出てくる可能性があります。そのため、五十肩はなるべく早い段階から適切な治し方を意識することが大切です。

五十肩の治し方というとなるべく肩を安静にして動かさないようにすると考える人が多いですが、じつは逆に動かしたほうが早期回復につながります。発症してから5日間ほどは急性期として安静にしたほうが良いのですが、痛みが徐々に和らぎ始める5日目以降は少しずつでも肩を動かしたほうが早期に楽になる治し方としてはベターとされています。無理な運動はよくありませんが、適切な運動を取り入れた治し方を早期に始めて悪化するのを防ぎましょう。

五十肩の治し方として効果的な運動は医療機関で指導してもらえますが、ここでは簡単な肩回し動作をご紹介します。はじめに、椅子に浅く座って後頭部の首の付け根に両手を組んだ状態で左右の肘をゆっくりと真横に開閉します。次に、椅子に座ったまま腰の辺りで後ろ手に甲側が背中にくっ付くように両手を組み、痛みがある側の手を逆の手でなるべく高い位置まで背中をこするように引き上げていきます。

最後に、両手の指を手のひらが天井を向くように組み、頭上へ肘がそのまままっすぐ伸びるようにゆっくりと持ち上げていきます。
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